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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・3 さよなら 仔犬たち

8・3 さよなら 仔犬たち (2016/08/02) 最後の2匹の仔犬を貰い手の待つメルカードに連れていく。明日、寒くなりそうなので急きょ予定を今日に変えてもらったのだ。
 今までの仔犬たちもそうだったが、貰い手に渡すときには、仔犬たちは一切暴れない。まるで、解っているようである。雰囲気からさっするのであろうか? ママ犬も鳴くかと思ったが、そんな様子も見せない。最初の2匹を上げた段階で覚悟ができていたようである。腹を見ると10個の乳首はどれも傷だらけになっていたので、仔犬たちに乳をあげるのは嫌になっていたのかもしれない。それでも最後の日まで乳をあげてくれた。アパートのベランダにでるのも怖がるほどの超臆病でちょっととぼけた母犬がここまで強い母性本能で、仔犬たちにあふれんばかりの愛情を向けてくれるとは思いもよらなかった。
よくやった! おまえはエライ!! と褒めてやりたい。
 最後の方は心配になるほど乳を仔犬に吸われ、背中をさするとゴツゴツと骨しか感じなかったし、腰骨が浮いていた。やはり7匹というのは1匹のママ犬には過ぎた数である。徐々に乳をやる回数が減り今は少し肉が付いてきた。朝晩の驚くほどの糞にはへきえきさせられるが・・・。雄犬を去勢して、仔をもうけるのはこれが最後だと思う。


オリンピックについて書いたものです。よかったら読んでください
http://toyokeizai.net/articles/-/128769


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