8・12車内放送 (2016/08/11)
仕事を届けた帰り、パウリスタ大通り行きのバスに乗って驚いた。なんと車内放送が流れていたのだ。ほとんどの停留所は名前がついていないので停留所近辺にくるごとに停留所の位置が流れる。車内放送のあるバスに初めて乗ったので、もしかしたら試し運転をしているのかもしれない。日本のバスの停留所には僕が日本にいた頃から名前がついていて、バスは車内放送が流れたが、結構それは凄いことかもしれない。サンパウロでも一部の停留所には名前がついているがほとんどはついていない。 バスで知らない場所に行く一番簡単な方法は、自分の行く場所の近くを通るバスに乗り、コブランサ(車掌? お金を徴収する人)に、その場所が近づいたら教えてくれるように頼む方法である。しかし、だいたいの場所を知っておかないと、そのバス乗り場を探すのも大変だ。 コブランサもうっかり忘れをするから、完全には信用できない。時間があるときはいいが、仕事などで時間が決まっている時にはコブランサに何度も確認したり、通りの名前を書いた標識をみたりしなければならないのでおちつかない。 車内放送が入ることにより、グーグルマップなどで事前に調べておくと、だいたいの位置が確認できて非常に便利である。すべてのバスに車内放送がついたら便利であるが運転手やコブランサに負担がかかりすぎてできないのではないだろうか?
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