9・12 デモと泥棒 (2016/09/11)
反大統領・反クーニャ(元下院議長、巨額の汚職贈賄容疑)のデモが毎日のように市内で起きている。日曜日にはパウリスタ大通りに約5万人が集まったらしい。これは主催者発表で警察発表は8600人。今書いていてあまりに差が多すぎるので、自分の耳の自信が無くなった。僕の聞き間違いで1万5千人だったかもしれない。それでも両者には2倍近い開きがある。ブラジル発表の数字は、どうもあてになりそうにない。それでも結構な数の人が集まっていたことは分かる。いくら数字の発表があっても、少ない、多いくらいの、おおまかな目安にした方が無難そうである。 前日の疲れで寝ていて、デモがあったことも知らなかった。今まで10数回のデモがあったが1回も行っていないので、今更行く気がなくなったこともある。メニエル病が時折再発しそうな感じがあること、さらにカメラマンを狙ってくる泥棒グループのトラウマが少し残っていることもある。今、人が集まっているところにいると、必ずスリ・泥棒の類がいると考えて良いと思う。特に外国人には、蠅のようによってくるのでたちが悪い。僕の場合は3回未遂、1回ぼろぼろの望遠レンズをやられた。盗まれても、痛くも痒くもないと思っていたレンズだったが、いざ盗まれると悔しくてたまらなかった。デモなどの撮影には、レンズにつけたカメラだけでいくのが無難そうだ。 次回はレンズのついたカメラ1個という身軽な恰好で行きたいと思っている
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