9・14 ヤシの実ジュース (2016/09/13)
とにかく暑い。先週の肌寒さはどこへ行ってしまったのだろう。夕方6時の段階で30度だから日中は35度近くあったのではないだろうか。そんな暑さの中、ヤシの実ジュースを売る屋台が出ていた。それもなんと1個2レアル(70円しない)という安さ。セントロの場末という場所柄のせいもあるだろうが、安い。 ヤシの実ジュースには人によって好みがあるようで、嫌いな人にはダメらしい。ネットで調べてみると、実際飲むとココナッツジュースのおいしさは期待以下でがっかりする人が多いらしい。マスコミが過度においしさを強調したせいだろう。僕は好きな方で、暑いさなかにノルデステ(東北伯)の海岸沿いで飲むジュースは雰囲気も合わさって最高だ。青い空にコバルトブルーの海、そして緑のヤシの実。清涼飲料水は比較にならないおいしさである。日本の家で飲んでもこのおいしさは味わえないだろう。 このヤシの実ジュースにもおいしい、おいしくない、の差があるようで、友人曰く「細長いヤシの実がおいしい」らしい。一度細長いヤシの実を探して飲んだが、確かに甘くておいしかった。ただ、中のジュースはちょっと少ないような気がした。何か根拠があるのだろうか? 甘くないが飲みきれないほどのジュースがあるものもあるが、それはそれで、妙な納得感がある。いくらおいしくても、あっという間になくなる量のモノよりは、僕は多い方がいい。 ヤシの実ジュースはスポーツドリンクよりも多くの電解質を含み、1本のバナナよりも多くのカリウムを含むらしい。北伯や東北伯に旅行した時は、ヤシの実で水分補給をしていうようなものなので、ヤシの実売りをみつけるとほっとする。最近はジュースだけをコップで売っているところもあるが、やはりヤシの実に穴をあけてもらってストローで飲まないと飲んだ気がしない。当たりはずれがあるが、それはそれでまた楽しい。 暑いところでのヤシの実ジュースは乾いた体に健康的にも最適である
|