9・19 増えた路上生活者 (2016/09/18)
バス停に行くと、垢がこびりついたまっ黒な足にスリッパ履き、破れた服という、見るからに路上生活者の老人がぶつぶつ悪態をついていた。どうやら、運転手に乗車拒否をされたらしい。ちょうどその時バスが到着して、他の客に紛れ込んでしまった。たいていこうした路上生活者は乗車賃を払わないし、中には空き缶をたくさん入れたビニールをもって乗り込む人もいる。黒ビニールから汁が垂れていることもしばしばである。路上生活者がバスに乗ることは仕方がないかな、と思うが、その臭いには辟易させられる。 サンジョン通りの文化会館の(ほとんど無料)映画館にも、よく路上生活者が時間を潰したり、寝にきたりするが、近くに座られた時にはうんざりする。耐え難い悪臭が周囲に漂い始めるからだ。もうそうなると、映画どころではない。別に、路上生活者を差別する気はないが、公共機関に乗車するときや、映画館、劇場にいくときは、最低のエチケットを守ることが必要だと思う。あるいは、座る場所を考えるなど、配慮をすべきだ。とは言っても、たいていの路上生活者は、アルコールで酔っぱらっているか、麻薬常習者なので、そんなことは一切考えない。 最近、自分の血を挿入した注射器で襲ってくるような路上生活者がいたし、この頃は、強盗やひったくりに早変わりするような路上生活者も多いから気を付けなければならない。以前は悪さをするような人はほとんどいなかった。路上生活者が凶暴になった原因には麻薬の蔓延が大きいと思う。
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