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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
9・23 アパートで4匹の犬を飼うむずかしさ [画像を表示]

9・23 アパートで4匹の犬を飼うむずかしさ (2016/09/22) 昨日、散歩から戻ってくると閉じていたはずのドアが開いていた。雄犬サスケが開けたのだろう。今朝は開かないようにがっちり閉めて、ダックスフンド達の散歩に出た。
 今アパートには4匹の犬がいて2匹ずつ交互に散歩に出ている。4匹一緒に散歩に出ることができれば良いのだが、それは不可能に近いことなので2匹は早朝6時、あと2匹は午前10に出かけることにしている。どちらも他の散歩する犬が少ない時間を狙ったものだ。
 ダックスフンドたちの散歩から帰って驚いた。棚の上においていた洗濯ものが引きずり降ろされ、トイレのトイレットペーパーがぼろぼろにされていた。こんなことをするのはサスケである。なんという奴だ! 軽く尻を叩いただけで大げさにギャンギャン鳴くので、腹が立ったがぐっと気持ちを抑え、お仕置き場所に行かせる。7時になっていない早朝に、叩いて騒ぎを起こすわけにはいかなかった。ブラジル人は犬の鳴き声には敏感で非常に煩い。犬同士が喧嘩して鳴いたのにもかかわらず、僕がいじめていると勘違いしいて非難してくるのだ。許してもらえる、と犬たちに思わせるのも腹立たしいので、鼻づらぴしゃりと叩いてぐっと我慢をするしかなかった。
 1時間半、おしおき場所から出ることを許さなかった。犬たちも、僕が怒っているのを知っていて、出してくれと鳴かない。鳴き始めてから許すと、鳴けば許してくれると犬たちが思い鳴く癖を付ける可能性があるので少し早い目に許した。アパートで犬を飼うことは、本当に気を使う。アパートで動物を飼うこと自体が間違っているのだろう。
 以前この犬は、息子のアパートで洗面所の水道管を噛み破って床を水浸しにした前歴がある。それだけに、きっちりしつけないと何をしでかすかわからない。犬だから、気に入らないことがあるからと言って何をしても良いわけではない。
 僕のアパートでは、こんなことは初めてであった。ほぼ毎日散歩に連れていき、食べ物も極力4匹に同じものを体の大きさに応じて与えている。アパートで飼うようになったのは僕の責任だから、できるだけ住みやすくしているつもりだった。それなのに、最初に、散歩に連れて行ってもらえないのが気に入らないと言ってこんなことをするなんて、許されない。とここまで書いて、相手は犬だということに気が付いた。こんなことをしてはだめだよ、と気長に教えていくしかないのだろう。少なくとも、悪い事をしてしまったと思っているようなので、長い期間をかければ、ダメなことぐらいは、わかる知能は持っていると思っている。

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今回の犯人、サスケ


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