9・24 癖 (2016/09/23)
電灯のスイッチの具合が悪く、電灯が勝手に消えたり、付きが悪くなったりしている。一部、数年前に交換したが、ほとんどは、このアパートに引っ越して一度も交換していなかった。見れば、薄汚れているし、変え時だなと思い、交換スイッチを買に行った。 このアパートに入って、そろそろ20年、この建物自体が70年近い。一度、水道の蛇口を閉めてもポトポトしずくが落ちるので、部品を買に行ったところ、「もうそんな蛇口は、博物館にでもいかにとないよ」と言われしぶしぶ蛇口全体を変えた。その古くて渋い鉄製の蛇口が気に入っていたので変えたくなかったが、仕方がなかった。 そんないきさつがあるので、もしかしたら、電灯のスイッチもないのでは、と心配したがあるにはあった。しかし、コンセントは新しいタイプのものに変わっていて、もう古いタイプのものは売っていなかった。 買おうと、スイッチを見ると10A用と20A用のものがある。以前交換したときは、そんなことをまったく気にせず交換した。高校では、生物を専門に勉強し物理の勉強はほとんどしなかったので、どちらを買えばよいのかよくわからない。店のおじさんに聞くと10Aだというので10A用を買うことにした。しかし、ブラジル人のいうことは信用できない。よく知ったかぶりで、間違ったことを教えられることがしばしばあるからだ。道を聞くときは少なくとも3回は人に聞く。そういうこともあり、念のために、もう一人の男に聞くと、僕が他の男に聞いていたことを聞いていたのか、ちょっとむっとしたような声で「10Aだよ」という。とりあえず10A用を2つ買ったが、まだイマイチ信用しきれない。製品を見ると5年保証と書いてあったがブラジルの製品も信用できない。まちがったモノを使用すると火災になる可能性もある。建物が古いだけに心配だ。交換する前に、建築学科を出た友人に聞こうと思っている。 それにしても、いつから、こんなに人のいうことを信用しなくなったのか? ちょっと自分でも悲しいが仕方がない。仕事で記事を書く時には3人以上に聞いてからでないと書けない。それほど、人のいうことには間違いが多いからだ。特にブラジル人は多い。過去に何度も苦い思いをしているから、仕事や重要なことは3人以上から確認する癖がいつの間にかついてしまった
 | 目を楽しませてくれた好きな白イッペーがすっかり散ってしまった。また来年がばって咲いてほしい |
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