10・1 立派になった野菜 (2016/09/30)
今日のオルガニック市は、いつもに比べ人が多い。いつもは見かけない若い女性がちらほらいる。普段はジジババにおじちゃんおばちゃんばかりなのでつい目がいってしまう。 ボックスの野菜売りのおじさんが月始めは、皆給料が入って野菜を買に来る人が多い、と言ってことを思い出した。健康志向の若い女性もお金が入ってちょっと行ってみようという気になったのだろう。 徐々に温かくなり野菜の成長も順調のようで、どこのボックスも野菜を積み上げて売っている。最近は、オルガニック野菜も僕が始めて着た頃に比べると随分立派になってきた。来始めた頃は、どのボックスの野菜もひねくれたようなものが多かった。もしかしたら、そんな野菜に僕の目が慣れてきたのかもしれないが、一部の野菜は確実立派になっている。日本で売っても恥ずかしくないほどだ。とくに、この季節の野菜は成長がよいようで、ダイコンなどはスーパーやフェイラ(青空市)で売っているものより大きいほどだ。 この市場の製品もじんわり上がり始めた。野菜のほとんどはほぼ同じ値段なのだが、仲介で売っている、お米などは値上がりが激しい。1kg11レアル(約300円)だった玄米は15レアルになってしまった。ほぼ35%の値上げだ。あまりに急に値上げされると買う気にならない。やはり僕と同じように思う人は多いのか、そのボックスのお米はピタリと売れなくなったようだ。ついこの間まで、(今は?)インフレが11%ほどだったから、値上げするのは仕方がないことだと思う。生産者が値上げしたら、仲介者も値上げするしかない。しかし、急激な値上げは購買意欲を無くしてしまう。僕自身もインフレ分撮影料を値上げしたところ、数人の客が離れて行った。僕自身も生活していかなければならないから仕方がないのだ。料金の値上げは悩むところである。こんなに景気が悪くなると、毎月きちんとお金がもらえるサラリーマンがうらやましくなる
 | ガニック市。野菜が豊富にあると、買う方うれしくなる |
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