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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
10・3 寂れた骨董品市 [画像を表示]

10・3 寂れた骨董品市 (2016/10/02)  選挙会場を見に行くついでに、骨董品市も見て周った。パウリスタ大通りのMASP美術館の下で行われている市も、13・デ・マイオの市も寂れた感じがする。選挙の日だったせいもあるかもしれないが、パウリスタ大通りにはサイクリングやウォーキング、ジョギングを楽しむ人たちが多かったこと、路上のヒッピー市がたくさんでていたことを考えると、選挙のためだけとは言えないようである。テントはかつての3分の2ほどになったような気がする
 13・デ・マイオの市は僕が知っているだけでも10年以上の歴史のある、街でも知られている市であるが、その寂れようには驚いた。出店に金がかかる広場内での出店者は少なくなっているにもかかわらず、周囲の歩道でビニールシートを敷いて、ゴミの中から拾いだしてきたようなガラクタを売る人がびっくりするほど増えていた。掘り出し物はこうしたゴミの中から見つかるのかもしれないが・・・。そのうち、盗品なども売られるようになるのではないだろうか? 
 経済危機の影響で町のいろんなところが変わり始めている。セントロの商店街もシャッターを下ろしたままの店が多くなっている。来年は経済が上向くだろう、と言われているようであるが、恰好ばかりで統率力も人気もない今の大統領では無理だろう。次々とプロジェクトを立ち上げては発表しているが、口だけでとても期待できないと僕は思っている。
 もちろん、経済が良くなってくれれば、それにこしたことはないのであるが

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いくら選挙の日とは言えども、これではね。他の場所には人出があるだけに余計寂れた感じる


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