10・28 後悔先に立たず (2016/10/27)
夕刻、街を歩いていると、妙に警官たちが多い。中には盾を持った警官もいる。何かあるのか? と思いながら家に帰ってシャワーを浴び、飯を食べ、そのことをすっかり忘れていた。ご飯を食べ、ウトウトしていると、窓から打楽器の音と人々の声が流れてきた。窓の外を見ると、すでに闇夜にすっぽりと包みこまれていた。パトカーの赤が連なって、こちらにゆっくりやってくるのが見える。騒音がますますちかづいているので、目を凝らしてみると、横断幕を持って進んでくる集団があった。100人ほどの集団である。声の感じからすると、若者たちのデモのようだ。おそらく憲法改正、反大統領のデモだろう よっぽど写真を撮りに行こうか、と思ったが、あまりにも暗すぎるし、すでにシャワーを浴びて寝ていたので、踏ん切りがつかなかった。もう少し、早くて明るかったら・・・・。結局、「暗くて写真はとれないし、小さなデモだから」と自分自身に言い訳をして撮りにいかなかった。腰がすっかり重くなってしまった。小さなデモだからこそ良い写真を撮れる可能性があったのに・・・、「後悔先に立たず」である
 | 小さなデモなのに大げさなほどの警官。デモに対する締め付けを感じる |
|
|