11・3 死人の日 (2016/11/02)
ブラジルでは、ハロウィンより、死人の日の方が、人々になじみがあるようで、この日(11月2日)はセントロのテアトロムニンシパル前に数千人のゾンビ仮装の人々が集まった。ハロウィンでも同じような集まりを期待して、写真を撮りに行こうと気を付けて見ていたのだが、どこかであったのであるのか、結局わからなかった。 この死人の日の仮装の集まりは今年で13回目。数年前から毎年写真を撮りに行っている。普段は写真を撮られることに対して、煩い人々も、仮装しているせいか、皆気軽に写真を撮らしてくれる。普段、人の写真がなかなか撮れず、ストレスが溜まっていただけに、久々にすっきり晴らすことができた。 この日の1番の仮装傑作は、妊娠7カ月という妊婦が、血(赤塗り)だらけのシャツを着て、大きくなったお腹に、赤ちゃん人形の足を貼りつけたものだ。仮装自体は大したものでないが、本物の大きなお腹から赤ちゃんの足がでている、というのはシュールであった。あまりにも奇抜な仮装に、怖い顔をしてもらうのを忘れてしまったほどである。 おそらく仮装自体は渋谷のハロウイン仮装の方が芸が細かくてずっとすごいかったのではないだろうか。それでも、ブラジル人はカーニバルを見ても解るように大の仮装好きであるから、ゾンビになりきっていて、写真を頼むとポーズを取る人が多く撮っていて楽しかった
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