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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
11・29 語学は才能? [画像を表示]

11・29 語学は才能? (2016/11/29) 携帯のメッセージ打ちには、本当にうんざりしてしまう。ブラジルの若者も日本の若者も、メトロや電車内で打つのを見ていると、びっくりするほどの速さでメッセージを打っている。まだブラジルのおじさんで、同じような速さで打っているのは見たことがないが、日本の山の手線などで見ていると、同様の速さで打ちこんでいくおじさんを見かけた。
僕の場合は、人差し指1本でノロノロとである。日本語でさえそうなのに、ポルトガル語になると、PCの翻訳を使いながらになのでもっと遅くなる。さらにその言葉で問題ないのか、辞書を引き引き、疑問を抱きながらになる。読むときも、ときおり、特殊な言い回しがあったりするのでイマイチ理解しきれないときもよくある。もともと語学は苦手だし、勉強するのが嫌いだからこんなことになる。語学の大部分は才能である、と思っているが、僕の場合、才能はゼロである。これは、しゃべれないことに対する言い訳でもあるが・・・・。この年で、こんな感じでは、流ちょうに話せるようになることは、今後不可能であろう。困ったものである。それでも、必要に迫られてテレビニュースを見るようになって、理解はなんとかできるようになった。電話での会話はできるにはできるが、重要な話になると未だに自信がない。
もう15年ほど前になるが、東北伯バイア州のサルバドールでホテルがどこにあるか聞いたところ、「ホテルって何?」と言われてショックを受けたことがある。日本語なまりの僕の発音が理解できなかったのである。もともと発音には自信がなかったが、どど~んおちこんでしまった。もちろん、サンパウロ風の発音とバイア風の発音の違いが少しはあったかもしれない。それにしても、ホテルを理解してもらえなかったのは、本当にショックであった。相手も外国人のポ語を理解しようとする気がなければ、理解してもらえないことをつくづく実感した。

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夕方、出かけるころになると今にも雨が降りそうなことが増えた。こういうのって困る~


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