12・18 食の信頼性 (2016/12/17)
この頃、毎週バナナを買うようになった。学生時代、金がないときにはいつも安いバナナを買っては腹を満たしていたので、あまり食べたいとは思わなくなっていた。ところが、雄犬がサスケが脚をしばしばつるようになり、買うようになったのだ。つり易い人はカリウムをたくさん含むバナナを食べると足がつるのを抑えることができる、とサイトで読んだからだ。 調べると、犬にバナナを食べさせても害はなかった。人間に効くのなら犬にも効くだろう、と、バナナを与えるようになったのだ。脚の釣りは少なくなったような気がする。果たして少しは効いているのだろうか? 人間が食べて問題がないものは、犬にも大丈夫だろうと以前は思っていたが、調べて見ると、意外に犬にはダメなものが多かった。それ以来、犬たちの食べ物には気を付けている。例えば、アボガドやネギ、ニンニクなどはダメだ。 以前、犬用の高いビスケットでなくても人間用の安いビスケットでも十分だろうと思い、人間用のビスケットをやって失敗したことがある。人間用のビスケットは唾液を含むと柔らかくなり、歯に付着しやすいのだ。それに比べ、犬用は固く、歯に付着しづらい。今でこそ、1週間に2、3度犬たちの歯磨きをしているが、その頃はほとんどしていなかったので、もしかしたら犬たち歯を悪くさせてしまったかもわからない。日本では犬用と人間用を区別してきちん専用に製造されている製品が多いだろうが、ブラジルでは袋に犬用と注意書きがあっても、実は人間用と同じものであったりすることがよくあるから、どうせ同じだろうと思ったのである。 ブラジル製品を僕が信用していないことに問題なのだが、よっぽど高いものでしっかりしたメーカー以外は信用できないと思っている。それこそ中国の既成食品なみの危なさである。多くは、金さえ儲かれば、消費者の身体に少々悪くても、食べて死んだり、急に悪くなることがなければ良いと思っているような製品が多いと僕は思っている。かといってそんな高いものは買えないから、結局は食材を買って自分で作ってたべたり犬に与えたりしている。 別に長生きはしたくないのだが、生きている間は健康な状態で生活したい。その気持ちは犬たちに対しても同じである。そんな訳で既成食品はほとんど食べない。もっとも犬たちにあげる主食は普通より幾分高めのドッグフードである。もしかしたら、何が入っているのかわからないようなドッグフードより、昔の日本のような、残飯の方がある意味良い可能性もある。その方が、必要以上に長生きせず、ころっと逝けて犬たちにも幸せかもしれない。それは、人間にも言えると思う。
 | いろんな食べ物が簡単に手に入る様になったが、どんどん金儲け主義に走るようになった気がする |
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