12・20 今年最後のメルカード (2016/12/19)
早、あと数日でクリスマス。今年もあっという間に終わってしまった。 この頃は、雨がふりそうで降らなかったり、出かけようと思うと、小雨が降りだしたりで、すっかり家を出る機会が少なくなってしまった。犬の散歩にしても、一応、時間が決まっているので、その時を逸すると、もう出ない。ダックスフンドのジジババ犬は早朝6時、若犬たちは午前10時である。こういう決まった習慣を持つのは、あまり好きではないのだが、犬たちには決まった習慣を持たさないと、鳴き癖がついたりするので決めているのだ。おかげで、早朝に2匹の散歩に出ても、後の2匹はおとなしく待っている。4匹も犬がいると躾けるのもたいへんだ。 今日は今年メルカードの買い出し最後の日。 年末は、漁師たちが漁をしないので魚は店からなくなってしまい、あるのはサーモンとマグロのみになってしまう。そんな訳で、安い小魚しか買わないぼくにとって今日が今年最後のメルカードなのだ。。 さすがに今日のメルカードは、普段に比べると人出が多いし、いつも以上に店先に商品がならんでいる。先週は普段は来ない金曜日にも来たが僕が買えるような小魚はなかった。今日もやはり小魚がない。もともと期待はしていなかったが、帰ろうとしたところにふと見ると、魚の頭や、骨などが積み上げられていた。マグロの尻尾が目に入った。尻尾と言えども十分身はあるので購入することにした。1キロ200円ちょっと。これで、とりあえず年末までの魚は確保できた。来たかいがあった。 帰りに、問屋街25・デ・マルソを歩いたが、去年の同時期に比べると、買い物客の出が少ない。周囲の人々にプレゼントを贈るのが、ブラジルの習慣であるから、例年この時期はごった返す。卸街では普通の商店より安いので、不景気であればあるほど、街には、買い物客がやってくる。不景気だから、買い物客は例年よりすくないだろうと思っていたが、予想以上に 少ない。思っていた以上に、経済危機はサンパウロの経済を蝕んでいるようだ
 | メルカード。この時期は年末の買い物客で歩きずらいほどだが |
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 | 25・デ・マルソの入り口の坂道。意外に買い物客が少ない |
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