12・30 正月に向けて (2016/12/29)
どす黒い曇り雲が拡がり、風が吹き始めた。数分後に、ボツン、ボツンと雨が降り始めた。これは雨が降る、と思っていると、それで雨は止んでしまった。雨が降りそうで降らない、それが最近のセントロの天候である。絡むだけ絡んで何もしないチンピラ、ちょうどそんな感じである。 今日も4時ごろになると曇ってきたが、いつものように雨は降らないと思い出かけるつもりでいた。さーっと、音がし始めたので、窓の外を見ると、雨で白くなり周囲が見えないほどだった。雷も近づいてきているのか、音がどんどん大きくなる。 セントロでのこれほどの雨は久しぶりである。雷が落ちてPCが壊れたら困るので、慌てて電源とネット用の電話線を切る。雷の音に怯えた犬たちが寝室に集まってくる。今日は、正月用の餅をリベルダージで買ってこようと思っていたが中止である。餅はさほど好きではないが、お雑煮でも作ってせめて正月気分を味わおうとようと思っていたのだ。唯一の年越しの自分の食料品として年越し用のソバを買っていたので、これで十分という気になってきた。 古い人間なので、誕生日などはどうでもいいのだが、できるだけ季節の行事や区切りの行事は行いたい、と思っている。しかし、外国でしかも独りで住んでいると、そんなことからどんどん縁遠くなっていく。
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