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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・20 治安の悪化が目立つこの頃 [画像を表示]

1・20 治安の悪化が目立つこの頃 (2017/01/19) 夜10時に帰宅し、FBを開けると、僕を心配する友人の投稿が最初にでてきた。えええ~、これは、、、。慌てて無事なことを投稿する。
 どうやら、サンパウロで40代の日本人男性が強盗に殺害されたというニュースが日本でながれたらしい。ちょうど、この日は友人と夕方から話をしていて帰宅するのが遅くなっていたのだ。親族以外に心配してくれる人が、日本にもいたということはありがたいことである。
 つい2,3日前にも、日本からの旅行者が、高級ホテル前で強盗に襲われたばかりである。日本のネットニュースではみなかったが、防犯カメラが襲われる一部始終を撮影した映像がテレビで流れていたから、日本でもニュースになったのではないだろうか。
 リオではバイク旅行をしていた2人のイタリア人がコミュニダージ(貧民街)に迷い込み殺害されるという事件があった。外国人が被害者となる事件が増えたような感じがする。もちろん今までもたくさんあったのであろうが、ブラジルのTVで流れたり、日本でニュースになったりすることはあまりなかった。それだけ治安が悪くなった証拠であろう。
僕の場合は、ほぼ完全に日系人社会から離れて生活しているから、自分の身は自分で守るしかない。住んでいる場所も東洋人街から離れている場所だ。最でこそ近、少しは日系人や中国人が増えたとは言え少ない。ほぼ毎日、カメラを持ってセントロを散歩するので、日本の人が聞いたら笑うかもしれないほど注意している。毎日、同じ道を通らないようにルートを変えているし、高そうな(もともともっていないが)派手な服は着ないようにしている。写真を撮るときも、危なそうな奴がいないか、かならず見回す。日本からの旅行者やブラジル人のカメラマン? の中にはカメラを手に提げて持ち歩いている人も見かけるが僕は怖くてできない。レンズとカメラは50万円以上するから、僕には盗まれた~では済まない。死活問題となる。良い写真を撮るのは、いつも手に提げているのが良いのだろうが僕にはできない。運が良い人は、何をしても安全なのだろう。幾ら気を付けても盗まれる人間は盗まれる。そんなものである。しかし、だからと言って、リスクを冒す気はさらさらない。できれば、リスクの可能性をできるだけひくくしたいと思っている。何がおきても、結局はすべて自分の責任である。好きなようにするのが一番だと思っている

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その人を狙って撮っているわけでもないのに、「撮っただろう」といちゃもんをつけてくる人間も増えた


 


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