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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・12 盛り上がらないカーニバル前 [全画像を表示]

2・12 盛り上がらないカーニバル前 (2017/02/11) サンパウロを「きれいな町に」を掲げ、ドリア新市長が落書き消しや、路上生活者の更生など、さまざまなことをしている。おそらくその一つなのだろう。去年はカーニバル前にたくさんのブロッコ(チーム)がセントロの町を練り歩いていたが、今年はまだひとつも僕はみていない。
確かに彼らは、夜中まで大音響で歌いまくり、タイコをうちならし煩い。その上、ビールや清涼飲料水を飲みながら行進するものだから、彼らが去った後は缶やペットボトルが散乱している。周囲に住む人間にとってはうっとうしくてしょうがない存在だ。しかし、いざ、なくなると妙に寂しい。
バラ・フンダ区のラテンアメリカセンターでカーニバルのイベントがあるというので写真を撮りにいった。メトロ駅構内からして、頭飾りを付けたり、被り物を付けたりした、たくさんの若者たちが溢れていて驚いた。すぐ隣にあるセンターに行くと、ここも一杯。センターに行くための陸橋を渡っているとあまりの人で揺れていた。ブラジルの建築物は地震が無いのでもろい。その上、手抜きなどもあるだろうから落ちる可能性は十分ある。怖かった。途中から、あまりにたくさんの人に驚いた主催者が陸橋の通行を禁止した。
橋上から、センターを見ると端の方に舞台が設けられ生演奏が行われていた。センターは敷地一杯の人である。しかし、人々はイマイチのりが悪い。あまりの人のせいか? 演奏がヘタなせいか? わからないが、帰る人も多く見かけた。おそらく、集まった人々は踊る気満々でいったにもかかわらず、音楽はイマイチノリが悪く肩透かしを食ったのではないだろうか?? 下に降りても人が一杯すぎて絵にならないだろうし、泥棒だらけでノミのように寄ってくるだろうから、いいシーンを探す気にならずそのまま引き返した

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メトロ構内も一杯


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橋は揺れ、落ちる心配があり、怖かった


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会場内は人、人、人


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