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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・24 日本米に対する思い [画像を表示]

2・24 日本米に対する思い (2017/02/23) あっ! 
お米が、どうも長いっぽいので袋をみてがっかり。長いブラジル米(陸稲)だった。間違えたのだ。「南米」というメーカーは、日本米とブラジル米の両方を売っていて、袋がよく似ている。南米、値段が安い割には結構おいしく思い、最近食べている。
 値段が安いと言っても他のブラジル米に比べると随分高い値段である。日本から離れてすんでいると、どうしても日本米を食べたくなる。それは例え、おいしくなくても、短く俵の様な形をした水稲を食べたい。それは、日本人としての気持ちを保っていきたい、という気持ちの表れなのではないかと僕は勝手に思っている。
 幼い頃ブラジルにきた日本生まれの友人に言わせると、おいしくない日本米を食べるくらいなら、同じ値段のブラジル米がずっとおいしいのにバカだ、ということになるが、例え、おいしくなくても、水稲米、日本米を食べたいのだ。友人などは、ほとんどブラジル人だから、この気持ちはわからないだろう?? と思っているが、今の日本の若者などは、日本米に対する思いなんてないのかもしれない。単に僕の考えが古いだけかもしれない。
 間違えたお米を、日本米と同じに、お米と同量の水と炊いてみた。少しパサつくが意外においしい。ブラジル米にすれば、トップクラスの値段になるから質はいいのだろう。形が、普通に売られているブラジル米に比べると、少し短いような気がするので、日本米に近いのかもしれない。同じ「南米」の日本米とさほど変わらないおいしさである。
友達のいうように何が何でも日本米というような考えは捨ててより柔軟な考えを持った方が良いのだろう。とはいいつつも、例え安い日本米しか買えなくてもやっぱり日本米にこだわると思う

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通常のブラジル米に比べると少し丸みがあるような?


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