2・27 カーニバル・デ・ルアとサンボドロモのカーニバル (2017/02/26)
周辺が静かだな、と思っていたら、アウグスタ通りやサンジョアン通りに大観衆が集まっていたようだ。アウグスタ通りであることは知っていたが、てっきりうちの近くまで降りて来るものと思っていた。サンジョアン通りは、是非行きたいと思っていたのだが、新聞で見逃してあることを知らなかった。 TVニュースで見ていると、どちらも強盗やスリが多かったらしいので行かなかったことは不幸中の幸いと思うことにした。TVで見る限りでは人人人で身動きが取りづらいほどの人だったから、どこからか手が出てきてバッグをひったくられても解らなかっただろう。 TVでサンボドロモ(カーニバル会場)が中継されるのだが、カーニバル・デ・ルアに比べて、熱さを感じない。人々の楽しさが感じられない。前者はいわゆるプロで、金を稼ぐため、後者はアマで楽しむためにやる、差か? 今年サンパウロではカーニバル・デ・ルア(路上カーニバル)のブロッコ(サンバチーム)が75も去年に比べ増えたそうだ。カーニバル・デ・ルアまさに、人々の憂さを晴らすために行われたカーニバルの原点だとも言える。ブラジル全国で毎年人気を博しているようであるから、今後ますます盛んになるだろう。 一方、サンボドロモのカーニバルは今後衰退していくような気もしないでもないが、厳重な警備があり安全だから外国人の観光客やお金持ちはこちらにいくだろう。その代り、参加費も会場入場料も高い。一般市民はカーニバル・デ・ルア、外国人・金持ちはサンボドロモという区分けができそうだ?
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