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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・9 アホ店員

3・9 アホ店員 (2017/03/08) デスクトップのPCは、2年ほど使っていると中のファンが弱くなるようで、数百枚の写真編集をしていると、表面が熱くなり、挙動がおかしくなることがある。中を開けてファンを取り換えた方が良いのだろうが、PCオンチの僕には、とても無理な話だから、外から小型の扇風機の風邪を換気口に向けて吹き付けている。結構それで温度は下がる様で、PC表面の温度はみるみる下がっていく。もしかしたら、それは問題のある解決方法なのかもしれないが、ヘタにブラジル人の修理人にだして壊されるよりずっとマシだと思っている。
 まだ、カメラがデジタルになって無い頃、暗室の換気用に買っていた小さな扇風機を冷却用に使っていたがついに壊れてしまった。もしかしたら簡単に直せるかもしれないと思い分解したが、回転軸を回転させる磁石がヘタっているようだった。諦めて新しい扇風機を買いに行った。50レアルほどで買えることを祈っていた。前使っていたほどの大きさのものが50~56レアル(2000円ほど)、電源がUSB仕様のもっと小さなモノが16レアルほどであった。大きいものがブラジル製、小さなものが中国製。中国製のものは一切信用していないし、ましてやブラジルに流れてくるようなものは全く駄目だと思っている。簡単なモノであったら、むしろ、ブラジル製のものの方がましだと思っている。この考えは、ボリビアなどでも同じようで、簡単な造りのモノは、中国製よりブラジル製の方が良質だと考えられていたし、値段も少し高かった。それだけ、南米に流れてくる中国製品はひどいモノが多いのだ。
 結局、56レアルのブラジル製を買うことに決め、店員に頼んだ。すると付近の棚にあった箱入りをとろうとした。が、である。その箱は下の方がぐちゃぐちゃと言えるほど潰れていた。「それは嫌だから、きれいなものに替えてくれ」というと「ぐちゃぐちゃなのは箱だけだから、中は大丈夫」と言って、それを棚からおろそうとした。完全にカッときた。やっとキレルのを我慢した。箱の下部が潰れてぐちゃぐちゃなのに、中の製品に影響がないわけはないだろう! 外見は大丈夫かもしれないが、中がおかしい可能性は十分ある
「なんで、中が大丈夫だと解る! そんな潰れたのは嫌だから、替えろ!!」というとしぶしぶ7mもはなれてないところからきれいな箱の製品をもってきた。この店員はたかだか7m離れたところから取ってくることが面倒臭かったのだ! その様子を見ていた別の店員に「この店はあんな潰れたものを売りつけるのか」と聞くと何も言わなかったが店員もさすがに呆れた表情をしていた。本当は、もっとボロクソにアホ店員を追求したかったし、責任者を呼ぶことも考えたが、別のものをちゃんと寄越したし、血圧はあがるし、やりすぎるとロクなことがないのでやめた。
 やっぱり30%以上のブラジル人はアホである。幼少の頃からブラジルに住む友人の日本人がよく「ブラジル人はアホだ」というが、今まで僕はそんなことはないだろう、と思っていた。しかし、今日初めてそう思った! アホなのだ。 教養があってレベルの高い賢いブラジル人は10%もいないだろう。バカ話をする知人としては良いが、一緒に仕事をしたり、友人としては無理だ。こんな奴らがいて、ブラジルが良くなるわけがない。よく、一杯飲み屋で飲んでいて、気が大きくなると普通のブラジル男でも、突然、強盗になる、という話はよく聞く話である。それは真実だと思う。多くはそれほど、道徳、教養がないのだ。現在の治安の悪さからも納得がいく。
とはいいつつも、僕の様な人間を20年以上も受け入れてくれたのはブラジルだからこそではあるが・・・。


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