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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・1中華鍋復活

4・1中華鍋復活 (2017/03/31) 10年ほど前に日本で買ったテフロン加工のフライパンが水漏れするようなり、⒛年以上前にリベルダーデ(東洋人街)で買った中華鍋を復帰させた。ところがこの中華鍋を使うと煙がもうもうと出て、野菜や肉が黒くなる。
結局、やはり安物はダメだと考え、ちょっと値が張っても良いものを買おうという気になっていた。フライパンや鍋、包丁など昔ながらのシンプルなものは、安物はダメダ。水漏れが始まったフライパンは2000円ほどで、ホームセンターで買った覚えがある。その頃、鍋釜などは安くてもまったく問題ない、とりあえず料理できればいいと思っていた。最近になって健康を気にするようになって毎日使うモノは高くてもちゃんとした物を買う必要があることをネットなどで知るようになった。中国製の毒生物質やガン誘引物質を含む安い食器や鍋釜を毎日使っていると病気になる可能性が高いらしい。100円ショップ製品などは毎日使う食器や鍋釜などには持っての他らしい。安いモノには安いモノなりのリスクが潜んでいるのだ。別に長生きしたいという訳ではないので、ぽっくり逝ってしまうのならいいが、長々と患い苦しむのは嫌だ。だからこうした身体に悪い影響を及ぼすものはできるだけ使いたくない。
漏るようになったフライパンも何も気にせず買ったが、張り合わせをした安物だったのだ。油や水をいれ料理するとパチパチ音がするようになり、火を見ていると、漏れていることが解った。
ネットでいろいろ調べてみると5000~1万円もかければ、まあまあのものが買えるようだ。おそらくブラジルでもこれくらい出せば買えるだろうと思い、家をでようとしていると、中華鍋のことが頭にうかんだ。あの中華鍋は高いものではなかったが古いもので、1枚の鉄板からできていたはずである。もう一度ちゃんと手入れし直せば使えるのではないだろうか? そう思ったのだ。中華鍋の手入れの仕方を調べるとあった。表面を紙やすりなどでよく削って30分から1時間空だきするらしい。当時は何も知らず使っていた。
とりあえず、表面を削ってみることにした。油がこびりついていたようで、たくさんの黒く固まった油が削れた。煙が出た原因はこれだったのではないだろうか。だいたい削れたと思ったので空だきを始めた。が、削りが足りなかったのか、書かれているように青黒くならないところも出てきた。それでも、しゃもじ1杯ほどの食用油を入れると黒く光り、それなりになってきた。書かれているように野菜くずを炒めて油をなじませ、スポンジを使ってお湯で洗った。なんとなく中華鍋風になってきた。さっそく、イワシを料理すると、黒くもならず、煙も出ずいい感じでやけた。味まで違いおいしく焼けるようになったのには驚いた。
しばらくはこの中華鍋を使って様子を見ようと思っている。


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