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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・15 ブラジル人の民度

4・15 ブラジル人の民度 (2017/04/14)  オルガニック市で野菜のお金を払っていると、横におばさんがやってきて、僕の前にまで身体を乗り出して野菜を漁り始め。邪魔になると横に避けると、さっきのところでは野菜を選ぶこともせず、おいかけるように僕の前で漁り始める。あきれてしまった。お金を払うのも待てないのだろうか? とにかくこの国の人は、譲るということをしない。昔の?日本人には「謙譲の美徳」という考えがあったから、つい人の迷惑にならないように譲る。
 しかし、この国の多くの人は譲られたなんて考えない。相手が勝手にのいたとしか思わないのだ。道を歩いていても、ブラジル人は道いっぱいに横並びにならんで歩く。前から来る人の迷惑も後ろから来る人の迷惑も一切考えない。他人の迷惑なんて考えない、自分たちのことしか考えない人がほとんどなのである。横を通り過ぎる時にカバンや肩があたったりすると、逆に文句を言ってきたり、不満げな顔で睨み付けてくる。去年ぐらいに流行った言葉で言えば、民度が低いのである。民度が標準以上であれば、これほど治安も悪くなることはなかったであろう。
 こんな国にかれこれ⒛年近くも住んでいる僕も彼らの影響をどっぷり受け、日本のおじさんおばさん以上からみれば道徳意識や人間的なレベルは低くなっているだろう。今の日本の若い人も、ブラジル人ほどはひくくはないだろうが、低くなっているように思う。世界的に人のレベルは下降しているのではないだろうか? そんな気がする


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