4・20信じ深い友人 (2017/04/19)
店の主人と話していて、宗教の話になった。プロテスタントという彼は、店のことも忘れて、アダムとイブからはじまりパスコアのいわれなど話し始めた。おそらく簡単に話してくれたのだろうが、途中からチンプンカンプンに。人は地獄に落ちるのが怖いから悪い事はしない、性善説の様なことをいう。信じ深い友人まで現れ、そうだ、そうだ、と相槌をうつ。 「ブラジルのカトリック人口は世界最大で信心深い人は多いのだろうけど、僕は80%のブラジル人を信用していない(本当は90%だが・・・)」と言い切るとちょっと悲しそうな顔をした。今のブラジルの現状からしても、それじゃ~、ダメダ。もっと人を信じろとは、さすがの彼もいえないようであった。 「今度、聖書をもってくるから貰ってくれるか?」というので「まず、読まないとおもうけれど、置いておくだけでもいいのならもらうよ。だけど、小さいものね」というと「それでもいい」という。 彼は、本当にいい人間で、数少ないブラジル人の友人だと僕は勝手に思っている。彼の様な人がいるおかげで、ブラジルもなんとかかんとか持ちこたえているのだと思う
 | ヴァーリ・デ・アニャンガバウー。昼までも油断はできない。今のセントロはそんなところばかり。 |
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