4・22 カラコランジャ周辺 (2017/04/21)
久しぶりにピナコテッカ美術館に行こうと思ったがやめた。すぐ近くにカラコランジャがあるからだ。カラコランジャという地は、麻薬常習者あつまり、麻薬のフリーマーケット場になっていて、ブラジルで1,2を争うほど危険な場所である。今日は祝祭日で人通りも少ないので、あの周辺を歩いていると危ない。3、4人に襲われたらもうひとたまりもない。 ブラジルに来たばかりの頃、アパートをカラコランジャから数百メールのところにあてがわれ住んでいたことがある。もう⒛年ほど前になるが、あのころも決して治安のよいところとはいえなかった。 しかし、そんなことも知らず、アパートの周辺にゲイやおかま、人相が悪い人間が多いので不思議に思っていた。あるとき、知人の日系人にあの辺は、夜になるとタクシーも行きたがらないような治安が悪い所ときいたときには驚いた。どうりで、人相の悪い人間が多いわけだ。 それでも住めば都で、住み慣れてくると、セントロにも近く、交通の便もさほど悪い所ではなかったので気に行った。しかし、ちょっと裏道に行くと、娼婦がいたり、路上生活者が寝ていたり、とにかく治安はよくなかった。それでも、今でも僕には懐かしい場所である。今は昔よりも数段治安が悪化し、とても歩ける状態ではないときく。ちかよらないのが無難なところになってしまった
 | ルス駅の裏口。カラコランジャはもう少し行ったところであるが、もうこの辺から危ない |
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