4・26 難しいパイナップル選び (2017/04/25)
先々週、メルカードの果物屋で買ったパイナップルを店に置き忘れた。家で食べようとしたところ、いくら探してもみつからずがっかりした。置き忘れたのは僕の責任だから仕方がないと思っていた。ところが同じ店に行くと、主の、日系人のおばさんが「パイナップルわすれていたわね。今日もっていきなさいよ。」そう言ってくれた。「僕の責任だからいいよ」⇒「半分出すよ」と言っても「持って行っていい」と言って僕の申し出をガンとして受け付けない。ブラジル人だったら、僕が非を認めていると知ったら、「じゃー」と言ってお金を受け取っているだろう。結局、その分、多くの果物を買った。パイナップルもありがたく好意としてもらった。 昨日は暑くて喉がからからになってしい、帰って早速パイナップルを切った。一番下の皮を切り、食べられる部分を切ると、腐れが入っていた。それでも下の部分だけであろうと思っていたら、切っても切っても腐れは入ったままで結局食べられる分はわずか全体の4分の1であった。そういえば、パイナップルを選ぶときに、表面はそれほど青くないのに柔らかかったので変だな、と思ったパイナップルが他にもあったことを思い出した。もしかしたら、おばさんはいつものよりも安いものを仕入れていたのかもしれない。 「最近店の調子はどう?」と聞いた時に「ダメね~」と言ってちょっと顔をしかめたことを思い出した。 おばさんには悪気は決してなかったのだろうが、ひどいパイナップルを僕が選んでしまった。再びがっかりだった。でも、パイナップルの選び方がなんとなくわかったような気がする。次はいいパイナップルを選びあてられるだろう。
 | 最近、夕暮れや朝焼けの色づきが良くなってきたような気がする |
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