6・20 ゲイパレードに300万人 (2017/06/19)
日曜日にゲイパレードがあったが、仕事入りいくことができなかった。去年、長めの望遠レンズを盗られ、今年はどうしようと思っていたところであった。知人のゲイも最近のパレードは人が多いし、スリや強盗が多いので行かないと言っていた。 今年はなんと300万人参加者があったそうだ。とは言ってもブラジルの算出の仕方は超適当で、発表するところにより倍ほども違いがあるから信用できない。しかし写真で見る限りでは、パウリスタ大通り参加者で一杯になっていたから数万人はきていたことは確かだと思う。おそらく述べ人数でだしているのだろうが、300万人は多すぎるような気がする。 1996年に始め、今年で21回目、今やせかいでも1,2を誇る規模らしい。最初は100人も満たないグループで始めたそうであるが、今や数万人、数十万人であるから驚かされる。それだけ町にゲイが増えたということ、認知されたということであろう。セントロやメトロでは、普通に男同士が手をつないでいるのを見かけるようになったし、スカートを履いている男(男の恰好で)もみかけるようになった。別に人に迷惑をかけるわけでもないし、自分の好きなようにやればいいと思うが見苦しい。男同士が毛むくじゃらの手をつないで歩いている姿や、男同士が抱き合ったり、キスをしたりしている姿は、個人的には見たくない。何も言うつもりはないが・・・。 最近、行った旅行にも2人のゲイがいた。1人はまだ20代でちかぢか親元を離れて彼氏とサンパウロで暮らすという。明るくて気さくで話しやすい気易い奴だったので、いろいろ聞いてみた。 「17歳の頃カミングアウトしたよ。パパイはちょっと怒っていたけれどね。彼とのセックス? 決まっていなくて、さしつさされつだよ。女性とは嫌だね」 なかなかのイケメンで、もし普通の男だったら、きっと女たちが群がりよってくるだろう。彼にそういったら笑っていた。 サンパウロのアウグスタ通りとパウリスタ通りの交差点付近では、ゲイ狩りなってことも時々おこなわれているらしい。うちの近所の9・デ・ジュリオ大通りにかかる陸橋でもゲイが突き落とされて死んだ事件もあった。セントロでは、ゲイはごく普通になってきたが、まだまだ認めない人もいることは確かである
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