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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6.21 1週間分の食料の買い物 [画像を表示]

6.21 1週間分の食料の買い物 (2017/06/20) 雨が止んでいる間をついて、メルカードへ。小雨が降ったり止んだりの天気が一番嫌い! 日本の梅雨もこんなんだったか? すっかり忘れてしまった。降るなら降るで、どばーっと降って、カラッと晴れる、アマゾン地方の天気がすっきりして好きである。もっとも旅行で短期間滞在するくらいでは、実際生活する大変さは解らないであろうが・・・。サンパウロも夏にはそれに近い天気が続くが、今年の冬はじとじとと梅雨のような天気が続くし、その上肌寒い。肌寒いと言ってもせいぜい15°程度だから、日本の人には寒いうちにはいらないかもしれない。
メルカードの魚屋では、今日も僕がいつも買う安い小魚はほとんどなかった。唯一小さなマナガツオがあったくらいである。それを1キロ半とマグロの尾の付け根があったので購入。しめて19レアル(約600円)。さらに500グラムの牛肉と500グラムの牛肉ミンチ。24レアル。鶏肉1キロ12レアル、そしてチーズ500グラム17レアル。メルカードからの帰りにパッションフルーツとポンカンで8レアル。野菜はオルガニック市場で買うので、野菜以外の、僕の1週間分の食料である。飯は日本米を1日2合。友達に言わすと、「良く食べる」方らしい。それでいて体重が増えないので彼は驚く。メニエル病(耳の三半規管の病気)以来、体重が増えない。58キロほどで止ったままである。なんとか60キロにしたいのだが、増えたと思っても腹回りが増えるだけで、なかなか思うようにはならない。
僕の作る食べ物はほとんど肉や魚をフライパンで焼き、野菜はいためるか湯がくだけで、料理と言えるしろものではない。それでも、最近、旅行でホテルの料理に飽き飽きしたが、家で食べる毎日同じような食べ物は不思議にあきない。3つ星半ほどのイビスという外国資本のヘッジホテルであったが、毎食食べると飽きて飽きてしょうがなかった。食べるとすぐ、食材をケチっているのが解った。果物ジュースには水を混ぜ、コーヒーもまずい。他のモノも2流品ばかりの食材だということがすぐわかった。それほどまずいとは思わないが、味にコクがなく飽きるのである。カフェダマニャン(朝ごはん)のビッフェでコック服をきた女性が難しい顔をしていかにも仰々しく立ち振る舞っていたがまともに料理をしているのだろうか? もし、本当の料理人なら、果物ジュースに水を半分も混ぜたりしないだろう。
まともな料理とはいない自分で作る食事が懐かしかった。

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肉関係の乾物屋。メルカードではほぼなんでも食材は手に入る。


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