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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・27 ブラジルの進出企業

6・27 ブラジルの進出企業 (2017/06/26) 寒い。とは言っても16、17°くらいだろうから、北海道に住む人が聞いたら驚くかもしれない。もう、すっかりサンパウロの気候に身体がなじんでしまい、たかだかこれだけの寒さでもネを上げるようになってしまった。学生時代に北海道の内陸部で体感した―20°なんてもう耐えられないだろう。あのとき、ー20°ちかくになると、鼻毛が凍ることを初めて知った。逆に暑すぎるのも、太陽の日差しが強すぎるのもダメだから、サンパウロくらいが僕にはちょうどよいのかもしれない。これで治安が良ければいいのだが・・・

日本の進出企業が経営する牛丼店に久々に友人と言った。人目見て、肉がへったことが解った。その上、ドンぶりもひとまわり小さくなっていた。その上、その上、ご飯がまずくなっていた。飯粒自体が小さい感じがした。ここはご飯だけはおいしかったので、肉が少々減ろうが、全体的に量が減ろうが、許容していたがあるが、さすがに、ご飯がまずくなれば、もうダメである。本店でさえこれであるから、他の支店はもっと不味い可能性もある。別に企業としては、日本の日本人は相手にしていないだから、どんなに文句をいわれようとも屁の河童だろう。しかし、こうどんどん質を落としていくと、たとえブラジルでも噂は水の波紋のように静かに拡がり評判は落ちて行くだろう。せめて米の質を維持するのが、日本の企業だろうが! と言いたいが、責任者は日系人らしいから、迷いもなしにブラジル式にどんどん質を落としているのだろう。日本でもたいして評判の良い企業ではないから、せいぜいこんなものなのだろう。残念である。
ブラジルにくれば、日本の企業であろうと、ヨーロッパの企業であろうと、アメリカの企業であろうと、金かね主義に走り、消費者のことはほとんど考えず、会社の理念もへったくれもなくなるらしいから仕方のなことかもしれない。(仕方がないというのは嫌いであるが・・・。)某カメラメーカーなどもそのひとつである。(ちょっとしつこいが・・・。新宿のサービス所で聞くと、日本の本社とは別組織らしい。世界で唯一韓国だけが日本本社経営だと聞いた。名前は日本企業と同じだがブラジルの企業なのだ)


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