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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
7・20 クレジットカード詐欺 [画像を表示]

7・20 クレジットカード詐欺 (2017/07/19) 今朝6時15分の、セントロ付近にある屋外温度計は15°。昨日は、あまりに寒く感じたので散歩に出なかったが、窓から手を出してみた感じではさほど寒く感じなった。今日は少し暖かくなったのかもしれない。

日本のニュースサイトを見ていると、銀行の引き出しなど厳しくなりオレオレ詐欺が減った反面、クレジットカードの犯罪が増えたとかかれていた。ブラジルでは、数年ほど前からクレジットカード犯罪はあの手この手で行われている。今朝見た記事では、日本の犯罪手口は、ちょうどブラジルと同様で、「あなたのクレジットカードが○○で誰かに使われたこんせきがあります。警察でもっと調べたいので、カード番号、暗証番号を教えてください。後ほどカード会社(銀行)の人間がカードを取りにいきます」という電話がかかり、実際に男がやってくる。
僕も一度あやうく引っかかりそうになった。暗証番号を教えたところで、はっと、おかしいと気が付き、慌ててカード会社にブロックしてもらうように電話をした。ところが、ブラジルの会社はのろのろ、たらいまわしをしてなかなかブロックしてくれず苦労した覚えがある。カード会社としては、カードの使用はあればあるほどいいのでわざとのろのろしたのではないかと思うほどで、疑ってしまった。ブラジルでは十分ありえそうだ。その後、僕と同じ手口でブラジル人の知人が2人騙されたという話を聞いた。ブラジル人でさえ騙されるのだから、僕がだまされても仕方がないと少し安心した。
騙された人の話を聞くと、「おまえがバカだからだ」と思うかもしれないが、詐欺師は巧妙且つ経験豊かで、ひょろっと騙される。特に僕の様な短気な人間は騙される安いようだ。僕の場合は相手が僕の住所から名前まで知っていて、さらに最近買い物をした店まで知っていたからすっかり信用してしまった。ブラジルでは、この手の情報はDVDにして闇で売られているそうである。簡単に手に入ることを忘れてしまっていたのだ。
8年ほど前に、銀座のデパートで日本のクレジットカードを使って驚いたことがある。身分証明書を見せることもなくサインだけでカード支払いが済んでしまっていたからだ。その頃、ブラジルでは暗証番号を器械に打ち込む方式に既になっていた。
日本は信用国家であるから、犯罪に対する防衛手段が遅れているように思う。日本の人がよく使う「平和ボケ」といえるのかもしれない。今は、日本も犯罪が増えているようなのでいろんなことが厳しくなっているのではないだろうか?

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セントロ付近では、濃いピンクのイッペーが咲いて散り始めている


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