7・25 老け度 (2017/07/24)
最近、ブラジル人に年齢を聞かれて50歳代だ、と答えても、全く驚かれなくなった。それだけ、老けて見えるからだろう。ブラジルで50代に見えるということは、日本では60代に見えるということだから、ちょっとショックではある。40代前半の頃は、30代と言って言ってもまるっきり疑われなかったものであるが・・・。 おそらく、40代半ばに病気をしたことと、金に苦労していることで、それがストレスになって一挙に老け込んでしまったのだろう。老いは宿命であるから、仕方のないことである。「生きている証拠」だと思って、自分を慰めている。 以前は、「モッソ(にいちゃん)」と知らない人には呼ばれていたが、今は「セニョール」である。最近はすっかり「セニョール」に慣れてしまい、「モッソ」と呼ばれると、妙に腹立たしいほどである。やっと中年に慣れたところであるが、年齢的には初老である。 40代後半までは、自分が若いつもりで中年であることを認識できなかったのだが。鏡を見ると、白い髭が増えてきたし、髪もすっかり薄くなり、その上白髪も見られるようになった。こうなると、自分が初老だということを認めるしかない。日本に帰国するのは2年ぶりになるが、帰ったら、「おんちゃんになったね~(高知弁で、おじさんになったね~)」と驚かれるだろう。 FBで見る高校、大学の同級生は、当時とほとんどかわらない人もいる。一般的に、こちらの人に比べ日本の人は老け度が少ない感じがする。日本に帰って、「老けたね~」と言われたら、「苦労しているからね」というしかないのかな、と思っている。
 | 10年で犬も老犬だから、20年もたてば人も老人になるの当然 |
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