8・9 漂う加齢臭 (2017/08/08)
犬の散歩からの帰り、裏の犬・荷物運搬用のエレベーターに乗ると、加齢臭が充満していた。 この頃、自分の加齢臭に気づき、臭いに敏感になっている。今まで加齢臭というものをしらなかったが、あちらこちらで臭っていることを発見するようになった。特に、アパートの建物のエレベーター内では、しばしばである。老人が多いからだろう。その他にもバスの中や町のいたる所で漂っている。確かに、ちょっと据えたような臭いで、決していい臭いではない。臭い臭いである。 自分自身を見る限りでは、体調や精神状態にも結構関連するようで、これらが悪いと臭うようである。老犬2匹が寝室で寝ると、臭いがきつくなるので、犬たちからもでているのではないだろうか。 もちろん、シャワーは毎日浴びていたが、それほど耳の後ろを洗うことはなかった。サイトで調べて、特に耳の後ろ、そして首の後ろ背中などから出ていることを知り、入念に洗うようになった。さらに、デオドランテや香水を付けるようになった。以前は、こうした芳香剤は嫌いであったが仕方がない。出かける時には、シャツを中心に必ず付けるようになった。 いい匂ならともかく、他人の体臭は嫌いだし、自分の体臭を人には嗅がれると思うと、もっと嫌である。ぞっとする。服などが表面的に汚いのは我慢できるが、身体自体が臭ったり汚いのは耐えられないのである。 ブラジル人は、実際には、食べ物の関係などからすれば日本人以上に臭っているはずである。彼らは意外にきれい好きだし、強い香水をつけている人が多いので、思った以上に臭いは隠されているようである。それでも、今朝のようにエレベーターで臭いをかぐことはしょっちゅうだし、加齢臭について聞いたこともないので、それ自体に気づいてない人もかなりいるのではないだろうか? 毎日、シャワーを浴びる際にせっせと耳の後ろや首、背中を、洗っているおかげか、臭いはほとんどしなくなったような気がする。
|