９・１４抜け落ちた1週間 (2017/09/13)
ネットが電話会社の不備で誤って切られたために1週間つながらなかった。
この間、ブログを始め自分のサイト更新をまったくすることができなかった。すったもんだのあげくやっとネットがつながり、ネットの便利さを改めて思い知った。少し大げさに言えばネットがなければ生きていけないような身になってしまっていたのだ。
以前、ＮＴＴで電話技師をしていた友人がブラジルのネット回線を見て、砂山の上に構築されていると評したことを思い出した。ブラジルのネット回線はそれくらい壊れやすくてもろい、いつ壊れてもおかしくない、ということだ。
ブラジルのほとんどの技師はシステムのことを全く知らずに電線をつないでいるだけだろうから、誤って切ったり、切れても直し様がほとんど解らないのだと思う。僕の場合も夜中にブッチと切れてそれから1週間つながらなかった。先進国の猿まねで通信機器を公共化したものだから技術はないに等しいのだろう。電話会社の大手は海外の進出企業だから、金さえ入れば、後進国ブラジルなんて適当でいいと思っている節がある。宣伝だけは毎日のように電話メッセージで、新しいプランがどうのこうのと流れてきてなんとか金ををむしりとろうとしている。サービスはと言えば、世界でも10本の指に入るほど電話料金が高いのに最低である。本国での企業の話を聞くとブラジルでのような適当はないそうである。サンパウロの消費者センターにクレームが多い企業はスペインの進出企業ＶＩＶＯが断トツである。
１週間ぶりネットを使うと、一週間、まるで記憶が抜け落ちているような感覚を覚える。それだけネットにどっぷり漬かった生活をしていたということだろう。うちにはテレビもないから、ネットがないとニュースを見ることができずほとんど外から隔絶された生活となる。
最初の２，３日はのんびりした気持ちでいたが、さすがに5日を過ぎたころからいらいらし始めた。ときおり、友達の所に行って、メールの確認をさせてもらうと、ブログの更新がないために心配をしてくれる人からメールが届いていた。
この間、ネットのことで頭が一杯になっていたために犬たちに気を配ってやることもできなかった。雄犬の便がここ数日下痢気味だったことは気が付いていたが、それほど関心も寄せていなかった。食欲も少し減っていたことも気が付いていた。今日初めて、これはよくないと気が付き、今日からプロポリスをやっている。とにかく老犬であるから、おかしいと思ったらすぐ対処しなければならない。それは自分の身体も同じである。これからは、犬と自分の身体をもっと気を付けようと思っている。
 | | サンパウロでは、いろんな街路樹の花が咲き始めた。写真はマメ科の花。白とピンクがある |
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