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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
9・15 一人暮らしの難しさ [画像を表示]

9・15 一人暮らしの難しさ (2017/09/14) 昨夜炊いたご飯の残りを食べようと鍋を開けた。なんとなくヤバイっぽかったので軽く指でつつくと、やはり柔らかくなっていた。腐っていたのだ。昨日までは、こんなことはなかったので、やはり温度は急上昇しているのだろう。そういえば昨夜は暑かったような気がする。夏には、外にご飯を置きっぱなしにすると、すぐ腐っていたことを思い出した。今日からは、横着せず残ったご飯は冷蔵庫にいれないといけないようだ。
 今まで、何個炊飯釜を買っただろう? それこそ覚えてないほど日本から持ってきた気がする。ブラジルの電源で電気釜を使うと、驚くほど早く壊れてしまう。もちろん、電気変換器などを使っていたのだが、使い方も悪かったのだろう。もう、ここ数年はすっかり諦め、もっぱらガスで鍋を使って炊いている。1日1人が食べる2合ほどの米なら10分もしないで炊けてしまうのでさほど不便は感じない。あまりに早すぎて、仕事をしながら炊いていると、火にかけていたことをすっかり忘れてしまい、焦がすことがしばしば、なのが難点ではあるがそれ以外は問題ない。ガスで炊いた方がうまいという話しも聞くし、今後おそらくずっと鍋を使ってのガス炊きだと思う。
 そこで困るのが、暑い時期の余ったご飯の保管である。外においているとあっという間に腐ってしまうのだ。鍋をそのまま冷蔵庫にいれれば良いのだが、大きすぎて冷蔵庫内で場所を過ぎてしまう。となると、タッパーなどの小さな容器に入れ替えるしかない。簡単なことであるが、毎回洗ってご飯を詰め替えるのは面倒くさいことこの上ない。根が本当に怠惰な人間だからこうしたことが面倒なのだ。しかし、ご飯を無駄にすることもできないし、2合以下のご飯を鍋で炊くことは難しそうなので入れ替えるしかないだろう。
 本当に小さいことではあるが、こういうことに行きあたると、一人暮らしの難しさを痛感する。
あ~あ、心底ぼくのことを思ってくれるような女性との出会いはないものか? それこそ県人会のお見合いにでも顔を出してみようかと言う気になる。とは言っても、たとえそうした会に出席しても僕の様な偏屈男を思ってくれるような女性との出会いは超難しいだろう。そうしたことを友人に話すと、動機が不純、と笑われた。

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先週まで写真のような葉のない街路樹が一般的だったが、急激に若葉が出始めている。


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