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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
9・17再びネットが [画像を表示]

9・17再びネットが (2017/09/16) ベッドで寝っ転がってユーチューブをみていると、突然ぶっちと画像が切れた。どうしたのだろう、ベッドの後ろの机に置いてあるルーターを見ると、4つ点灯しなければいけないはずのランプが二つしかついていない。えええ! またネットの線が切れてしまったのか!!! ああ~神様! それこそ天を仰卯ぐ様な気持ちであった。それほどネットがなかった最近1週間の日々は辛かった。また、文句の電話をかける憂鬱を考えた。
そんな時、ふと、電話線が目に留まった。電話線とルーター部分の接点部分を見直してみる気になった。見ると接続点が緩くなっているようである。通常あるコネクト部分、爪? カチッと音を立ててはまるプラスチック部分が折れてまっていて、きちんと接続されているかわからない状態になっていたし、外れやすくなっていた。今までそんな状態をだましだまし使っていたのだ。考えてみれば、この電話線も使い始めて15年以上たつ。先日、ネットが切れたのを契機に電話線をすべて取り換えようと思って雑貨店に行ったが、あるのは3mほどをパックにしたものばかりでそれ以上長いものはなかった。居間から寝室に引く電話線は少なくても10m以上必要であった。それに、もし電話線と一緒のネット回線がどうしてももとに戻らなければ光ファイバーに替えることも考えていたので、店には行ったものの購入をやめたのだった。
奥まで突っ込んできちんと接続しなおしてみると10数秒後に今まで消えていたランプが点灯した。問題は接続がうまくいっていなかっただけだったのだ。良かった! 
月曜には電気店街サンタエフィジェニアに行って、電話線を購入してこうようと思っている。ただ、この街も、歩いているところを後ろから押して、倒れたところを、数人の男たちが暴力的にモノを奪っていくスリ強盗団が多いことをつい最近聞いたばかりであるから気を付けなければならない。ちなみに、押す役目の男はたいてい老人らしい。もう、今のブラジルは、女・子供であろうと老人であろうと一切信用できない。盗みを悪い事とも思わない腐りが急激に国民の間に進行しているような感じを受ける。国民の頂点に立つような人間が平気で半端ない額の汚職贈賄をする国民性であるから当然のことかもしれない。日本風に言えば、民度の低い国民なのである。とは言っても、信仰深く、驚くほど人の良い人間がいることも確かなことであるが、そういった人間はごくわずかである。

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以前はカメラ関係専門店が軒を並べていた通り。今はほとんどが閉まってしまった。これからますますブラジル経済は悪くなるという噂もある。大丈夫なのだろうか


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