９・３０ オルガニック市 (2017/09/29)
久しぶりに昨夜まとまった雨が降った。今朝もふりつづくのかと思っていたら、ちょうどオルガニック市に出かける頃にはやんでいた。この雨はきっと農家の人たちには恵みの雨だったに違いない。
毎週1回、野菜の買い出しにアグア・ブランカのオルガイニック市に行っている。今日は、買い物をしてほぼ一回りしようとしたところで、時々野菜を買うボックスに販売中止の貼り紙がされ、野菜が売られていなかった。規則を破ったのが発覚したのだろう。
ＯＡＡ（オルガニック農業協会）は現在会員数84人,29年のブラジルでも最初のオルガニックの協会である。最近はオルガニック人気でサンパウロ市内のいろんなところでオルガニック市が立っているが、その中でも、この協会が中心となって管理している、アグア・ブランカで行われている市は、農薬を一切使わないなど厳しい条件で栽培された野菜のみを生産者が直接販売をしている。
年に数度生産者達みずからが規則が守られているか農場を調べにいくらしい。こうした厳しい規則・管理を経て栽培された野菜のみが販売されているのでかなりの信頼を持って購入できると思っている。一度、栽培をしている農場にもお伺いしたことがあったが、確かに僕が見たところでも信用できるものであった。
生産者が仲介を通さずに販売しているために、値段は一般の市販されている野菜に比べると少し高いものの、僕などでも買える程度の１．５~2倍ほどで売られている。スーパーなどではオルガニック野菜が通常の3倍ほどで売られていることを考えるとずいぶん安い。仲介が入っていないので安心して購入できるのも嬉しい。
他のオルガニック市にも行って見たが、仲介人が販売するところが多く、アグア・ブランカの市が一番安心して購入できると感じた。
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