10・8 雨の公園 (2017/10/07)
オルガニック市で1週間分の野菜を購入した後、雨のしょぼふるアグアブランカ公園を軽く散歩する。たまには雨の中の散歩もいい。ひさしぶりのまとまった雨で、葉にたまった水滴が、光り新緑に映え美しい。木々が喜んでいるのを体全身で感じるようだ。 思わず歌を口ずさみそうになった。「あめ🎵あめ🎵ふれ🎵ふれ🎵母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピチピチチャプチャプ、らんらんらん🎵 🎵」 童謡はいい。普段のまったく音のない生活をしている僕でさえも、思い出すのだから。 思わず長靴を履いてカッパに傘をさして歩いている幼い頃を思い出してしまった。 道路に、紙屑かと思ってそのまま通り過ぎようとして、ふと目を止めると、羽根をもった大きな種だった。樹木の種子散布には、動物散布、風散布、重力散布、水散布などがあり、樹木が拡散する手段と言われている。 拾った種は、大きな羽根のような部分があり、風が吹くと、クルクル舞いながら飛んでいくようになっている。どの木が種を飛ばしたのかと周りを見回したが解らなかった。それにしても巨大な種である。僕の掌の長さがあるのだからびっくりである。日本にも同じような種があるが大きさは4分の1ほどである。さすがブラジルである! 種の部分にはトゲトゲまである。他の動物たちに食べられないようにするためだろうか? ブラジルの動植物をじっくり調べたら、日本のものからすれば、考えられないような大きなものがあったり、特殊な働きをするものがあったり、面白いだろうな~
 | 風散布で落ちていた種。15cmちかくある。まるで大きな蛾のよう。 |
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