10・15 今日から夏時間 (2017/10/14)
スマホの時間とPCの時間が違うのを見て思い出した。今日から1時間時刻を早める夏時間だった。 日の出も早くなったし、日中の気温も35°越えが続くし、もう夏と言って差し支えない。と思っていたら、今朝は肌寒い曇り空。おそらく20°をきっているのではないだろうか? 約標高800mのサンパウロではこうした気温の変化は日常茶飯事だが、未だになかなかなれない。日本の多くの地域では季節の変わり目に衣替えがあるが、僕は、夏服も冬服も、すぐ取り出せる状態だ。わざわざ、タンスの奥から引っ張り出すということはない。おそらく、ブラジル人の多くも気温に応じて、素早く服を変えているところを見ると同様だと思う。 セントロを歩いていると、寒くなると、途端に裕福度がはっきりわかる。裕福な人は寒いと、すぐさま見た目にも暖かそうな洒落た上着を羽織っているが、貧しい人は、Tシャツだったり、薄いペラペラの上着を着ているからすぐわかる。路上生活者はたいてい寄付された毛布をそのままひっかけて歩いている。だから少々寒いくらいの時は、人種同様、服装も冬服、夏服、毛布がけと、さまざまな季節の服装が入り混じる。 2000年前は、冬服と言えば、お金持ち以外はほぼ同じような服を着ていたが、昨今は庶民でも海外旅行に行く人が増えたし、海外からたくさん輸入されたているから、いろんな服を着ている人が増えた。特に、中国製の安い冬服がどっと輸入されるようになり、お金持ちでもなくともぱっと見た目では洒落た冬服を着ているような人が増えた。 夏は、普通、貧富の差はほとんど関係なく男は皆Tシャツであるから、さほど大差は感じられない。それでもよく見ると、プリントされた絵柄が洒落ていたり、布や縫製に違いがあるのは解る。もっとも、どんどんブランドのコピー製品が入ってきているからそれさえも解りずらくなっているが・・・。
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