10・18 カッとする (2017/10/17)
この頃、どうもカッと頭に血が上りやすい。日本のサイトを見ていると、怒り易い高齢者が増えたと、いう記事を見たが、僕もその一人のようだ。もともと短気なので普段からできるだけ頭に血が上らないように気を付けているのだが、メルk-ドでつい我を忘れてカッしてしまった。その前に、腹立たしいことがあったことも、その伏線ににあったと思う。 いつものように、メルカードに買い物にいったが、魚はあいにく何も入荷していなかった。暇な売り子の若者と話していると、彼の顔つきがニヤニヤし始めた。ちょっとからかい始めたのが解った。ちょうど日系人の知人がやってきて「こいつら、あんたをバカにしてるよ」と日本語で言ってきた。僕もまるっきりポ語が解らない訳でもなく、彼らの話す日常語ぐらいは問題なく解る。からかい始めているのは解ったが、バカにしているとは思わなかった。このとき、何故か、知人の「バカにしてる」という言葉が強調されて耳に入ってきた。「おまえ、アホか!」と日本語で怒ってしまった。 ブラジル人が人をからかうのが好きなこと知っているのにかかわらず、悪気はほとんどないのを知っているにもかかわらず、カッとしてしまった。ブラジル人のレベルの低い奴らほど人をからかうのが好きなことをすっかり忘れてしまっていたのだ。 からかってきた青年たちは自分の子供ほどの年齢の青年である。そんな彼らに何故大人の対応がとれなかったのか? 彼らには、からかう気なんてなかった、と思う。彼らに、というよりは、むしろ、知人の「バカにされてるよ」という言葉に激しく反応してしまった。彼は日系人でカタコトの日本語しか話せない。このときは、大げさな表現になってしまったような感じがする。うかつにも、カッとした姿を他人に見せた自分が恥ずかしくなった。帰る道々反省した。
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