10・19 意思表示 (2017/10/18)
今朝も快晴。この頃、また雲が少なくなったせいか、朝焼けも撮りたいと思うような日がずいぶん減ってきた。セントロはのっぺりした朝の空が続いている。
久々にコンソラソン通りの並木道を歩き、レプブリカ広場周辺を抜け、サンジョン大通りに入る。葉が落ちていた並木も、すっかり青葉をつけ夏の装いになってしまっている。私的には葉が落ちてしまった寒々した寂しい並木道も好きであるが、青葉が茂る並木道も好きだ。いつも、ついつい写真を撮ってしまう。 以前、この辺はトラベスチ(整形手術を施した女男)のグループが強盗を働いているというニュースが流れたので、撮る前にはおかしな連中が周囲にいないかよく確かめた。身なりは女でも、ほとんどが僕より大きく力も強いだろうから、数人で襲われたらひとたまりもない。面白いことに、トラベスチはなぜか、身体が大きい人が多い。 そういえば、友人のホモ男性がフェイスブックの本人写真を交換していた。その写真は全体的に薄黄色い、物思いに臥せっている悲しい顔の写真だった。知人のブラジル人は、その時の状態によって写真をかえている。たとえば、悲しい時には雨の中の写真、嬉しい時には、笑っている写真・・・・。もしかしたら、このホモ男性も何か悲しいことがあったのかもしれない。一瞬、何かあったのか?、とコメントしようと思ったがやめた。ブラジル人は、自分の気持ちを何かの形で示したい人が多いのだろうか? 僕だったら、嬉しい時は別にして、悲しいことはできれば人に見せたくないのだが・・・。とここまで書いて、辛い時に、撮った写真を、つい投降したことを思い出した。 あまりに辛いと、人は何かの形で意思表示をしたくなるのかもしれない。
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