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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
10・27 夏の楽しみマンゴー [画像を表示]

10・27 夏の楽しみマンゴー (2017/10/26) マンガ(マンゴー)の旬が近づいてきたようで、値段がずいぶん安くなってきた。僕がいつも買っている路上果物売りの屋台の上にも並ぶようになってきた。
 ブラジルは広いから、ほぼどの季節でも、どこかでマンガは収穫され、大消費地サンパウロに出荷されてくる。そんなわけで、値段の高い安いはあるが、サンパウロでは1年じゅうマンガは食べることができるのだ。とは言っても高いお金をだして食べるつもりはないので、マンガ好きの僕には、安い値段で市場に出回り始めたことは嬉しい。
先日買って食べたマンガは一口食べるなり、「うまい」と思わず口から洩れるおいしさであった。一般的に食べられるマンガは、パルマ、ブルボン、コラソン・デ・ボイ・・・などいろんな種類がある。僕が買う路上果物屋では、いつもそのときに旬のマンガを売っている。変わったものがあると必ず買うようにしている。普通のスーパーやフェイラ(市)では滅多に見かけない地物のようなモノまであるので楽しみにしている。
種類によっては結構当たり外れがあり、甘すぎたり筋がありすぎたり、あるいはその反対に甘みがたりなかったりで、意外に「おっ!」というものに当たるのは難しい。今までの僕の経験上から言えば、野生種にちかい? 小さなマンガの多くは思わず顔をしかめてしまうほど甘く、僕には合わない。何回か買って食べたがやっぱりどうも好きになれない。品種改良が行われた? 大きい種類の方が、甘みが幾分少なく僕好みである。例えばパルマやコラソン・デ・ボイ(大きくて牛の心臓のような形をしている)などである。
熟れすぎてしまったものは嫌いなので、少し硬いくらいを買って、しばらく熟させてから食べるが、適度に熟した状態で食べるのが意外にむずかしい。表面は少し固めで、中が柔らかくなって適度な弾力性があるくらいが、僕の食べごろである。熟れ切る少し前くらいが好きなのだ。そんな熟れ具合のマンガに出くわした時には「やったね!」気分である。平べったい種の両脇を切り取り、皮を剥いで食べた後、種のある部分の果肉を削ぎ取り犬たちあげ、残った種の部分は亀に与えるのが僕の通常の食べ方である。犬たちもマンガは大好きで、食後、僕がマンガを食べることをしっていて、傍で分けてもらうのを待っている。
毎回、食後にいろんな種類のマンガを食べるのは、夏の楽しみのひとつである

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ブルボン? 昨日食べたブルボンはおいしかった


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