11・1 ニンジャの粗相 (2017/10/31)
毎朝雨が続き、ここしばらく散歩に出ることができなかった。アパートの窓から見たところ、早朝の雨で地面はまだ湿っていたものの雨は降っていなかったので散歩に出かけることにした。本当は、水たまりなどから犬たちが病気に感染する可能性があるので行きたくなかったのではあるが・・・。とにかく、ブラジルの道路は汚いのだ。 こうした病気を防ぐための予防接種があるのだが、いろいろネットで調べて見ると、半分のサイトで犬たちに悪影響がある場合もあると書かれていたので、10歳を越えた頃から止めていた。 エレベーターにのると、雄犬ニンジャが腰を落とした。なんとなくウンチンチングスタイルをとっているような感じである。「えっ!!! まさか・・・・」一瞬目を疑った。今まで一度もそんなことはなかった。見ている間に、ニンジャの身体から、次から次へとウンコが押し出されてきた。もともと彼は驚くほどウンコの量は多い。それを、エレベーターの狭い密室でしてしまったのだ! ゲッ、なんということだ! もう怒る気にもならなかった。慌てて、下げていた袋から新聞紙を取り出しとった。それでも、ウンコの臭いはエレベーターの中に漂っていた。とったウンコは手持ちのビニールに入れ密封した。 それにしても・・・。エレベーターが地上階につくと、しばらく、扉をあけっぱなしにした。ブラジルのエレベーターは自分でドアを開けなければいけなくなっているから、開けておかないとそのまま閉まってしまうのだ。臭いを外に拡散させ散歩に出かけた。 途中で、気にかかったので、散歩は少し早く切り上げ、帰って防臭スプレーを振りまくことにした。 エレベーターは、地上階になく上階の人間がつかっていた。臭かったかな? と思いつつ、エレベーターを呼んだ。エレーベーターに入ると、意外に臭いはなかった。すぐに取り去ったのが良かったのだろう。 それにしてもエレベーター内でウンコをするとは・・・。今後は注意が必要だ
 | 以前なら怒ったと思うが、こんなに年をとると怒る気にもならない。白髪がいっぱいのジジ犬ニンジャ |
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