クリスマスまえの問屋街25デマルソ (2017/12/22)
クリスマスまであとわずか。今日は最後の土曜日で、問屋街の25デマルソは歩けないほどの人出だろうと、意を決っしてでかけた。 というのは、今年だったと思うが「子供の日」前の土曜日に、25デマルソでたくさんの人出の写真を撮っていると、「なんで写真を撮っているんだ! 撮るな」などとチンピラに絡まれたことがあった。その男を撮っていたわけでもないのに、絡んできたことに腹が立ったので、「煩い、じゃー警官に所に行こうぜ!!」と言って数m先にいた警官のところに行くと、その男は腹立たしそうな顔をして行ってしまった。そんな様子を見た警官から「こんな危ない所で写真を撮るんじゃない。何があってもしらんぞ」と逆に凄まれた。その威張った言い方にもむっとした。だいたい、こんなところにいる警官は少々のことがあっても知らんぷりをする。それは知っていた。別に警官を頼りに行ったつもりはなく、チンピラをビビらしかっただけだった。 次の日、メルカードで働く友人にそのことを話すと、「それは、PCC(犯罪組織)の男だったかもしれないよ。最近、この辺でも多いんだ」と言われ驚いた。いろいろ考えてみると、PCCじゃなくても犯罪グループの男だった可能性は大きい。当時、TVや新聞で25デマルソのスリや強盗の様子がビデオや写真に撮られ報道されていたからだ。そういう報道をされると、彼らは仕事がやりづらくなる。カメラマンを苦々しく思っていることは確かだ。ちょうど、このとき、普通の人間はもっていない長めの望遠レンズで撮っていたから、また犯罪の様子を撮りに来ている、と勘違いした可能性は大きい。 そういうことがあったので、また同じチンピラに出遭う可能性もあるし、25デマルソに行って写真を撮るのが少し億劫だったのだ。そんな訳で、歩くのも大変なほどの人出があることを期待する反面、あまりたくさんいたら嫌だな、という気持ちもあった。 25デマルソ通りに入る坂道に着いて、思ったほど人出が無いことが解った。完全な拍子抜けだった。多分先週の週末が最盛期だったのではないだろうか? それとも。長引く不況でもともと買い物客が少ないのか・・・。
|