1・15 怖い顔 (2018/01/14)
去年は、本当にいろいろなことがあった。何度も騙されかけたり、イベントでレンズを盗まれたり・・・。それこれやで、顔には知らぬ間に怒気を含む表情が張り付いてしまった。人を、特にブラジル人のいうことは信用できなくなってしまった。 今朝は、ついつい去年の腹立たしい数々の事が頭に浮かび、朝の散歩は、頭の中に怒りがいっぱいになった。慌ててそれらの腹立たしいことを打消し、楽しいことに切り替えた。 去年、日本に一時帰国した際、2年ぶりに会った妹に「顔が怖い」と言われた。それ以来、できるだけ腹立たしいことは考えないようにしている。僕の場合は、普通以上に顔に出やすいから、余計に気を付けている。 気を付けているが、顔に出ているようで、町を歩いても、誰もアンケートの勧誘や募金の勧誘に寄ってこない。もしかしたら、服装などから見てブラジル人でないから寄ってこないのかもしれないが。ちなみにアンケートに答えると5レアル(170円)もらえるそうである。10年前ほど、日本の新宿でアンケートを求められたときは2000円くれると言われた覚えがあるので5レアルというあまりに安い金額に驚いた。 こうした路上のアンケートだけでなく、航空会社や銀行、買い物をしたスーパーなどのアンケートにも、もしその必要がないのなら住所、電話、メールなどの個人データーは書き込まない方がよいと思う。日本は知らないが、ブラジルの場合はどこからか、こうしたデーターが漏れ、スパム電話、迷惑メールがわんさかと来るようになる。先週は、1日のスパム電話が20以上あった。しらない電話だと出る気も起らなくなった。一応こうしたスパム電話に対して出なくてもすむアプリを入れているが、完全にはシャットアウトされていないし、仕事の電話だったりすることもあるから困る。たまたま受けた不動産屋からの電話に、どうやってこの電話番号を知ったかと聞くと、「いくらでも電話やEメールリストがDVDで売られてるいからね・・・」と言って苦笑いをしながら答えた。 泥棒、すり、強盗だけでなく、電話、手紙、Eメールを使った詐欺が驚くほど多いので油断も隙もない。こんなところにほとんど誰にも頼らず一人で住んでいると、心配性で短気な僕が、怒気を含んだ顔になるのも仕方がない感じがしないでもないが、できるだけ大らかな気持ちでいられるようにいるように心がけているし、腹立たしいことはある一定の期間以上は考えないようにしている
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