朝の散歩をすると、1日が締まるので、できるだけ行うように心がけている。年老いた犬たちにも散歩に行くと、食欲も増え、動きもきびきびしてくるような感じがする。 　自分にも犬たちにも良いことが解っているにも関わらず、ついつい怠け心がでてきて、昨夜雨が降ったからとか、雨が降りそうだとか、いろいろいいわけつけて、行かないようにするから自分でも呆れてしまう。それほど嫌なら行かなければいいのに、と自分ことながら思ってしまう。 　家の中にじっと独りで籠っているのが本当は好きなのだ。しかし、外に出たら出たで、いろんな発見があって楽しい。外に出たいという気持ちと家にいたいという気持ちが常にせめぎ合う。それでも一度、外に出ると写真を撮るモードに入り、良い写真を撮ろうとするから、さっきまで出ることを渋っていたことを忘れてしまう。根が単純なのだ。 気が乗っている時は、鞄の中に入れているカメラをすぐ取り出せるが、のらないとなかなか出ない。酷い時は散歩の間中でないこともある。それでも決して無理はしない。無理をするとろくでもないことになってしまうことが多々あるからだ。自分の気持ち、勘を常に尊重している。本当はそんな癖をつけたくないが、ここはブラジル。いつ何が起こるかわからない。頼るは自分の勘しかない。嫌だと感じたら、無理にまで自分抑制して行うようなことはしない。散歩中の行動はすべて勘頼りだ。こんな生活をしているから勘が磨かれて少しは良くなっているのでは？　と思うがさほど変わった感じはない。それでも、襲われそうになったことはあるが襲われたことはないので、少しは良くなっているのかもしれない その形状から日本産のトマトをカキという。1個200ほど。高い

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