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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・11 路上カーニバルとトップレス [画像を表示]

2・11 路上カーニバルとトップレス (2018/02/10) 今日はメニエルの具合も良いので、路上カーニバルを撮りにいくことにする。とにかく人が多いので、スリ・泥棒・ひったくりもかなりはいりこんでいる。ネットニュースによると、今年のプレ(前)カーニバルでは携帯の盗難が増加しているらしい。おそらく南米諸国やアフリカからの泥棒グループもカーニバルめがけてやってきているだろうから、ブラジルの泥棒とあわさって、群衆のなかは危険状態である。ノルデスチ、レシフェのカーニバルのピラニア(一人めがけて数人が群がり身に着けたものはなんでもひったくっていく泥棒グループのこと)のような集団がいたらどうしようもない。それでも、どうしても撮りにいきたかった。そこで、10年まえに毎日持ち歩いた3世代前のカメラを持っていくことにする。
 いつも持ち歩いていたカメラD700は数年前からD800に代わり使うことはほとんどなくなっていた。動くか試してみるとちゃんと動くではないか! レンズもフィルム時代に多用したモノを見るとカビもない。逆光には弱いがなんとかなりそうだった。
 ディスコ・ミュージックが窓から流れてくると、用意していた機材をもって、パレードの通り道になっているサンルイス通りに向かう。僕のアパートからわずか数百mであるから、望遠レンズでも撮れないことはないが、今日は近くで撮りたかった。
 案の定、パレードが来ると人人で、通りは埋まった。今年は、去年以上にトップレスが多いような感じがした。ネットニュースを見ても同じようなことを書いていたのでやはり多かったようだ。ただ、トップレスの女性は日本女性の中以下の大きさの女性ばかりであった。あまり大きいと、目立つし、揺れて大変だし、・・・・。ブラジル男性は、腰も胸もとにかくバンバンと大きいのが好きだから、大きいとあまりにジロジロ見られて恥ずかしいのだろう。一瞬、トップレスの女性に写真を撮らしてもらおうか、と思ったが、面倒くさいことになりそうだったので止めた。乳房をモロに見せている女性もいたが、ハート形のシールやテープでバッテンに貼っている女性もいた。サンボドロボ(特設会場)のパレードでは、トップレスは結構普通であることを考えると、それほど大したことではない。他の女性も小さな胸の人は、薄いシャツの下はノーブラの人が多かった。普段は胸が小さいことを引け目に感じている女性も、今日ばかりは胸の小さいことを、まるで「どうだ! 小さいのもいいのよ!」と誇らしげにしているようでもあった。
日本の男性は巨乳をもてはやしているが、小さい胸は、ある意味、清潔感があるし、それはそれでいい。胸を豊胸する女性がブラジルには多いがやはり自然な胸がいい

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路上カーニバル 人が一杯過ぎて、踊ると言うよりは歩くだけの人が多い。それでも人は集まる。不思議だ


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