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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・13路上カーニバルとトイレ [画像を表示]

2・13路上カーニバルとトイレ (2018/02/12) 仮設トイレの近くを通ると、ぷ~んとアンモニアの臭いがした。プレカーニバルから入れると1週間以上設置されているから、化学薬品の効力もなくなってしまったのであろう。
今日のニュースを見ていると、今年は市内に去年の50%増しの21000個の仮設トイレが設置されているらしい。これらのトイレも数百万人の糞尿には役に立たなかったようだ。 
 市内の路上カーニバルには土曜日だけでも165万人の参加者があり、プレカーニバル期間を入れると600万人近くの参加者があったことになる。とてもこれだけのトイレでは間に合わない。ちょっと覗いてみたがトイレの中は便座まで糞尿でたぷたぷ状態でとても使う気にならない。そのため、立ションの罰金は500レアル(約1万7000円)もするのに立ションをする人は後をたたない。
多くの人はビールやウイスキー、ジュースを片手にパレードするから、いくら汗をかいても、当然、小便はしたくなる。女性達は、トイレがとても使えるような状態でないし、さぞかい困ったとおもう。数年前に行ったノルデスチ、オリンダのカーニバルでは、一緒に行った友達たちに周囲をバスタオルで囲ってもらって女性が小便をしているのをしばしば見た。男性はもちろん立ションである。ちょっと隠れた感じの脇道は、小便溜りがあちこちにでき、臭くて通れたものではなかった。
男ならまだしも、そんな苦労をしながらも、ビールやアルコールを飲みながらパレードする女性達の気持ちがよくわからない。一度道路でしてしまえばまったく平気になるのか? おそらく、恥ずかしさ以上に、酔いも重なり、パレードは日ごろの憂さを晴らしてくれるのだろう。
路上カーニバルに、女性が男性に比べ若干少ないように感じるのは、小便のことを考えていかない女性がいるからだろう。

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バールで小便する人も多かった


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