2・18 ひさしぶりのピナコテッカ (2018/02/17)
久しぶりにピナコテッカ美術館に行った。去年の中ごろあたりから、展示されるものが面白くなかったり、少なかったりで自然に足が遠のいていた。周辺の治安が悪く、行く気にならなかったこともある。 今日は天気もよく、散歩も兼ねて行くことを朝早くから決めていた。セントロを抜け、リオブランコ大通りを通り、イピランガ大通りを歩いて行く。ルス駅が近づくにつれ雰囲気がどんどん悪くなる。それでも、セントロに近く、交通の便もさほど悪くないので、数か所でアパートの建物が建築されていた。この辺もどんどん開発がすすみ始めている。しかし、治安がよくないので、この辺に住んでも夜出ていく気にはなかなかならないだろう。アパートを建てても売れるのだろうか? そんなことを思いながら、ルス駅についた。街娼や路上生活者、アフリカ人の路上販売者が多く、治安が良いとはお世辞にもいえない。周囲の安全を確認し、駅を撮る観光客を装って、数枚の写真を撮る。ヘタに売人を撮ったりすると、あとあと事件に巻き込まれる可能性があるので気を付ける 駅構内を通り抜け、ピナコテッカへ。今日は入場料無料の日なのに客が少ない。ああ~、今日もダメか・・・。軽い失望感を覚えながら入場した。 案の定、いくつかの展示室は、工事中なのか展示替えをしているのか、閉ざされたままであった。こんな感じだったら、もし入場を払っていたら怒りさえ覚えただろう。 それでも、普段は歩かない、ルス駅付近を歩くことができたので面白かった。周囲の雰囲気がもう少しよくならないと、普通の人はとてもピナコテッカに行く気にはならないだろう。
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