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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・21 シナモンの購入 [画像を表示]

2・21 シナモンの購入 (2018/02/20)  メルカードに行くと、あいにく僕が買いたくなるような魚は入荷していなかった。ひょっと見ると、入口の箱に大きなマグロのカマがあったので量ってもらった。キロ7レアル(約230円)で13レアル。安いイワシだったら、1キロ買える値段であったが、大きな魚しかなく、なにもないので結局購入した。マグロやサーモンのような魚は切り身で売ってもらえるが、他は1匹買いしなければならないので買いづらい。魚は牛豚鶏と比べ随分と高いのだ。13レアルも出せば、鶏や豚が1キロ買える。
 昨夜ユーチューブで見た、毛細血管復活に良いというシナモンを買いに行った。聞くと、すべてセイロン産らしい。シナモンにはセイロン産と中国産があるらしく、中国産は食べ過ぎに注意が必要とあったので、僕にはちょうどよかった。
 売り子に、カネーラ(シナモン)が欲しいというと、粉、かけら、そのもの、どれが欲しいのかと聞く? 一応、すべて見せてもらうことにした。粉はなんとなく色がうすいような? かけらは、木くずのような感じで買う気にならなかった。本体そのものは、木皮のようなものが大きな袋にいれられ、無造作に箱に入れられていた。「試食していいわよ」というので皮の一部を取って口にいれてみた。シナモンの香りと甘い味覚が口の中に広がった。初めてシナモンのそのもの、皮?を食べたのだが、意外に甘くておいしかかったのでびっくりした。値段を見ると粉は、そのものの半分の値段である。あまりに安いのでちょっと考えたが、うちには、コーヒー豆を粉にするものしかないので、粉を200グラム買ってみた。約100円。
 家に帰って、さっそくメルカードで買ったフレッシュ・チーズにシナモンを振りかけて食べてみた。店で食べたシナモンの甘さも匂いも少なく、抜けたような感じだった。失敗した! ブラジルでは、極端に安いモノは日ごろから気を付けるようにしていたのではあるが・・・。またひっかかってしまった。念のためにと思い200gに抑えて買ったのは不幸中の幸いだった。ブラジルの安い粉コーヒーもそうだが、特に粉物は、現地やブラジルで混ぜ物をしている可能性もある。インド人もずるそうだし、ブラジル人のずるさは、中国人並みであるから、やはり信用できない。売人の多くは消費者のことなんか考えない。今後は、固形そのもののシナモンを買って、金づちで細かく砕いて、コーヒーミールで粉にすることにしよう。人の手を通れば通るほど信用できない

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1週間に一度買い物にいくメルカード・ムニシパル。家から歩いて20分ほどなので散歩にもちょうどいい。


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