暦的にはもう真夏は過ぎたはずなのに、暑い。とにかく暑い！　 毎日、洗顔・歯磨きするときに、鏡で顔を見るのだが、いつもちらっと見るくらいで、じっくり見ることはほとんどなかった。久しぶりにじっくり見てびっくりした。顔が真っ黒なのである。いつのまにかこんなに黒くなってしまったのか！ 　メニエル病になっていらい、暑さにはすっかり弱くなり、できるだけ直射日光は避けていた。晴れた日に道を歩くときは、それこそ、影ふみをするように、影を探して歩くようにして、直射日光を浴びないように気を付けていた。それだけに顔の黒さに驚いたのである。 　僕の場合は日焼けをしやすいが、冷めやすい。日に当たるとあっという間に黒くなる。久しぶりにあった人も僕の黒い顔をみて、「黒くなったね」、あるいは「プライア（海岸）に行っていたの？」と聞いてくるほどである。プライアなど行っていないが、つい先日、田舎で暑い中、仕事をしたのと最近暑さの中を歩いたのが原因だろう。 　3年前、暑さの中を水も飲まずに仕事をしていて、翌日強い眩暈を感じてダウンしてしまった。メニエル病が再発したのである。1週間寝てやっと立ち上がれるようになったものの、それから1年、軽い眩暈がずっとつづいた。体重は減っていくばかりで、一時期55キロをきってしまったこともあった。最近やっと体重が増え始め58キロまで戻った。それ以来、暑さの中の活動は、無理にでも水分を補給するようにしているし、無理な活動はしなくなった。もう1年を棒に振るのはいやだ。 　あれほど、暑い夏が好きだったのに、もう暑い夏は耐え切れない身体になってしまった。最近は、日差しが強い日はできるだけ、外に出ないように心がけている 公務員年金でデモをする人たちも、あまりの暑さに傘をさす人が多かった

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