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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・21デモの煩さ [画像を表示]

3・21デモの煩さ (2018/03/19)  また、僕の住むアパート前にあるカマラムニンシパル(市議会)でデモが始まった。壁に貼られた垂れ幕を見ると。教育職員たちの年金、給料の関するデモのようだ。
 デモに関する内容は置いといて、驚くべきことは、4台の大型スピーカーを満載したトラックが市議会前に横付けされていることだ。周辺に住む人々のことを少しは考えているのだろうか? 昼12時頃になると、大音響で音楽をならし、マイクでがなり立て始めた。これで、学校の先生や教育関係の人間だから呆れてしまう。さらに、驚くべきことはデモに幼い子供達を連れてきていることである。クレシュ(保育園)の問題も絡んでいるのであろうが、個人的なことを言わせてもらえば、政治の世界に幼い子供達を関わらせることは好きではない。
 随分前に、あまりの騒音に我慢できなくなったアパートの住人が、ベランダから生卵をデモに投げたことがあった。そのときのデモは貧しい人たちが行っているものだから、抑制のきかない男達が多かった。怒ったデモの男達が、アパートの建物に侵入してきた。幸いなことに警官が抑えたようだが、危ないところであった。
 デモの煩さは、実際聞いてみないと分らないと思うが、とにかく半端なく煩い。参加者は、サッカーの応援などで使う「なりモノ」を絶え間なくならし、笛を吹きまくる。大音響のスピーカーを満載したトラックで音楽を鳴らす。爆竹を鳴らしたり打楽器隊までいるデモもあるからとにかく煩いのである。この騒音が朝から晩まで続けられる。この卵を投げた人間の気持ちも解る。
 僕の場合は写真を撮るから、こうしたデモがアパートのすぐ前で行われるのは、撮りにいくのは便利だが、いつまでも続けられると、その煩さには閉口させられる

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朝早くから4台の音響トラックが会議前に停められていた


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